繋がる道と枯れない想い

今更感がいっぱいのお話ですが、先日、東京ドーム公演に行って、6人体制の関ジャニ∞を見て、ようやく現実としてじわじわ私の中に広がっています。
多分、ジャニーズJr.として好きになった初めての人です。*1

あぁ、やっぱりもう関ジャニ∞渋谷すばるはいないんだということを実感してきました。

 

 

 

渋谷すばるが好きでした。

Mステで、8時だJで真ん中で力強く歌って輝いていた人。
だけど笑うと可愛くて、かっこよかったので好きでした。
3馬鹿が好きで、8時だJもやったるJもガキバラもUSOも見てた。なんかいろいろ見てた。
あぶない放課後は大好きなドラマ。
松竹座にも遠路遥々連れて行ってもらっていたし、デビューコンサートからなんだかんだ全部1公演は行っていた。
好きやねん、大坂の握手会にも行っていた。
小学生からずっと渋谷すばるは私の中に存在していました。

 

今は、一時期の熱量はなくなってしまったけれど、細々と関ジャニ∞を追いかけていたし、幸運なことにコンサートのチケットは毎公演1回は当たるので行けていました。最近の倍率を見聞きしていると私はすごく幸運でしょう。

 

 

フラフラとFiVeとすばるとエイト

ずっと見てきた中で、フラフラ(FLAT FIVE FLOWERS)と、JROCKをやっている辺りの時代はこの人、エイトよりもフラフラが楽しいんだろうな、こっちをやりたいんだろうな。という感じがしていました。
フラフラとエイトのツアー(PUZZLE辺り)が同時にやっていた時は、心ここにあらず、だったりもした。
この人辞めちゃうかもな、と思ったり、フラフラとエイトでうまくバランスとっているのかなと思ったりもした。*2
結局、FiVeがジャニーズをやめて、すばるのジャニーズの居場所・バンドはエイトだけになった。

 

FLAT FIVE FLOWERS結成 2008年9月
FLAT FIVE FLOWERS最後の活動 2009年5月
・FiVe解散 2011年12月

 

LIFE〜目の前の向こうへ〜の発売が2010年8月です。
関ジャニ∞初のシングルでのバンド曲。
なんとなく、すばるがフラフラと袂を分かち、腹を括って、エイトがすばるのしたいことに歩み寄ったのかな、と思ったりもしました。
エイト自身もバンド活動をしたかったのかもしれないけれど。

 

フラフラは好きだったけど、元々FiVeも好きだったから思うことはいろいろとあった。
だけど、楽しそうにしているすばるも好きだったし、楽曲も好きでした。
FiVe好きとしては、すばるが居てくれたから、FiVeとQuestion?がただのバックバンドとしてじゃなくて一段上のステージにいけたと思っています。

 

 

ジャニーズ事務所でアイドルやってる渋谷すばる

そのあとのすばるは本当にエイトのことが好きだったと思うし、その前も好きだったと思うけど、一段とジャニーズの渋谷すばるの居場所は関ジャニ∞なのだと実感していたような気がします。

 

その後、ジャニーズの中でアーティストとして出来ることを模索して、ソロコンサートもしていたし、テレビ朝日ドリームフェスティバル2014にも個人で出演した。
味園ユニバースにも出演してた。

 

もうなんかバランスをとって、関ジャニ∞と時々アーティストでジャニーズ所属の渋谷すばるとして、堂本剛のように活動していくものだと思っていました。

 

 

夢を追いかけて

ジャニーズを離れるという決断が発表されたのが、2018年4月15日。
あぁ、そうなっちゃったかー。というのが正直な感想でした。
あ、やっぱりダメだったか。ここじゃなくてもっと違うものを求めてしまったのか、という感じ。
そうなるかな、という未来予想図はいつしかなくなっていたのに、忘れた頃にその予感は戻ってきてしまいました。
いっぱい話し合って、引きとめられて、説得されて、それでも大事な人や想いを振り切って先に進む姿はかっこいいなと思いました。

 

今度のツアーには渋谷すばるは出演しません。という発表。
事務所との確執だ、嫌がらせだ、という声もあったけど。
だけど、ツアー中全公演で、おしまいです。楽しかったです。ありがとう。と言い続けて旅立つコンサートをしたくない、というのも分かる気がした。
だって、関ジャニ∞のコンサートツアーなのに主役が渋谷すばるのコンサートツアーに鳴っちゃうでしょう。
それがさ、卒業や脱退することが前提みたいになっている女のアイドルならそれもアリだとは思います。
まぁ実際のところ、その後のDVD発売の利権関係じゃないかという話もあってちょっと納得している。
でも、自社レーベルだし、9月から1月までツアーやって12月のツアー中にDVD出しちゃう先輩*3も居たんだし、どうにでもなったような気もする。

 

最後にコンサートくらいやってもよかったんじゃないか、どうにかこうにか頑張って日程押さえて、長居と味スタでコンサートしてくれてもよかったんじゃないかという気はしています。

 

あと、安田の病気のことも公表されて、そんなタイミングで辞めるなんてひどいという声もあったとのことですが、死とかリミットとか健康とかそんなものが目の前に突きつけられたからこそ、残りの人生を自分の思うように生きたいと思ってしまったんじゃないかと思います。
それがあったからこそ、メンバーも本当に無理矢理引き止める、ということまでは出来なかったような気がしています。
全部憶測でしかないけどね。

 

続々と番組で7人体制の関ジャニ∞の最後の姿を放送して、送り出してくれました。
コンサートではないけれど、みんなが覚悟とさよならが言えるいい方法だったな、と思います。
少なくとも、何もないまま解散してました。よりは覚悟が出来るし、準備が出来る。
そして歌番組でも意識していろんな曲を見せてくれていたような気がしてありがたかったです。
4月15日から6月30日なんてあっという間で、1ヵ月半。あっという間に終わってしまいました。

 

うちの地域ではあと3週経たないとジャニ勉のすばる最後の回の放送がないので、もう少し待つことにします。
その時に本当に私の中で7人の関ジャニ∞は終わるのかもしれません。

 

実際ね、CMはまだ7人のものが流れていたりする。
私もそこまで一生懸命追っているわけではなくなって、コンサートにゆるっと行っているだけなので、それほどすばるが居なくなったという実感はありませんでした。
エイトってそもそも番組でも全員揃っていることが少なかったりしたし。

 

寂しいな半分、かっこいいなそうだよね夢に向かっていくんだよねが半分。
そんな感じで、6月30日を迎えました。

最後の関ジャムは泣かないって思ってたけど、やっぱり最後だと思うと涙がにじんでいました。

また見たいけれど、なんとなく見返すことは出来ないでいます。

この前コンサートに行ってきた感想も書きたいんだけど、長くなりすぎたし、要領を得ない分がだらだらと続いたのでとりあえずおしまい。

*1:一番最初に好きになった芸能人ははやっぱり香取さん。

*2:本当にJ-Rockの武道館のDVD化がなくなったのが悔やまれる。

*3:SMAP